おはようございます。
相変わらず住宅業界は不安定な状態が続いています。
今一番怖いのは給湯器やトイレが壊れることです。
トイレであればとりあえず流れさえすればいいのですが、
給湯器が壊れると、何か月も入ってきません・・・
新築でも3か月前に発注したエコキュートの納期回答がまだ届きません。
安藤建築事務所で年末年始にお引越しのお客様がおられて、なんとかかんとか
確保できた次第です。
一部の業者が抱え込んでるような雰囲気です。
ネットなどでも本体価格が高騰し、確認しただけでも1.5~3倍くらいの
価格で販売しているところもありました。
お風呂に数か月間入れないなんて地獄ですから、
買わざるを得ないのでしょう。
半導体の問題は世界規模なので、年明けにすぐ解消することもないでしょうし、
なんならいつまで続くのかも全くわかりません。
車の供給も危機的状況のようですので、当然市場も冷え込みそうです。
建築業界でも、高騰や資材の供給問題で恐ろしい材料を使ってなんとか
つないでいる会社もあると聞きます。
材木屋さんなんかも「その素材そこで使って大丈夫??」
みたいな会社が実際に増えてきていると言います。
企業努力という名の職人への支払いのカットなども横行すると
いよいよいい家は建たなくなります。
建築業界のみならず、コロナ融資を受けた会社は3年間の返済猶予期間が
与えられましたが、これも刻一刻と近づきます。
残念ながら、コロナが終わってもコロナ前のようには一生戻らない
業種なんかもあるかもしれません。
僕たち建築業界も同じです。いままでこらえにこらえてきた資材などの価格
の高騰がコロナも相まって10~50%の値上げをどんどん断行していってます。
安藤建築事務所で使用している部材でも1万のものが1万5千円への値上がりを
したものもあります。
話はそれましたが、今は需要と供給のバランスが非常に悪い状態です。
給湯器はほとんどが突然死を起こしますのでみなさまお気を付けください!!