昨今、建築資材費や人件費の高騰で家の価格は右肩上がりを続けています。良い家を建てようと思うと当然高額となり、資金計画を圧迫します。結果的に、年齢や所得に応じて予算が決まり住宅会社が絞られます。
良い家は贅沢品なのでしょうか。私は違うと思います。家には数十年もしくは一生住み続けます。車のように数年ごとに交換はできません。だからこそ、年齢や所得に縛られずどんな人にも良い家を提供したいと思い、小さな家づくりを始めました。「小さな家」と聞くとなんとなくネガティブなイメージがありますが、私は大きな家がステイタスになる時代は終わり、より自分らしさを求める時代にあると考えます。
「小さな家」に自分らしさと誇りをもちながら一生暮らしていける家づくりを目指しています。
また、日本は急激な速度で少子高齢化、人口減少が進んでいます。それに伴い空き家の増加も問題となっています。近い将来、多くの家が不用品となる時代がやってきます。だからこそ今、未来を見据えた家づくりが必要になります。私たちのつくる質の高い小さな家はそんな日本の未来のスタンダードになると考えます。