これはシミュレーション上の第三種換気と第一種換気(熱交換器付)の室温の差です。
換気設備は各社様々な考え方があり、どれが良いとか悪いとかは厳密にはありません。
ただ、シミュレーション上2℃第一種換気の方が暖かくなります。
光熱費で月々1000円ほど安くなるようです。
これを有効とみるかどうかだと思います。
初期投資は一番シンプルな第三種換気と比べると十数倍にはなります。
元をとることを考えると難しいのかもしれません。
ただ、僕個人的にはせっかく気密も断熱もしっかりやったのに、
冷たい空気を室内に取り込むこと自体が許せないということもあります。
もちろん、熱交換器の性能値が本当なのかというところも疑わしいところがあり
間取りによっては完璧な換気ができているかも怪しい場合もあります。
そして、第一種換気の場合はより完璧な気密が求められます。
中途半端な気密性能で第一種を使うと全く意味のないものになりかねません。
メンテナンスの問題も第三種と第一種を比べると第三種の方が楽です。
ただ、個人的には第一種ダクトレス換気はめちゃめちゃメンテナンスは楽です!!
いろいろ考えて僕は第一種のダクトレス換気を採用しています。
室温が2℃違えば、当然エアコンが暖めるべき出力も下がりますし、
常にエアコンからガンガン風が出るというのも防げます。
エアコンの温風が苦手な僕からするとエアコンから風はあまり出てないのはありがたいです。
そして、僕がつくる小さな家では換気ができてないという心配はなさそうです。
今度第一種換気の掃除風景もコラムにあげていきたいと思います。
今日は第一種換気の温度のお話でした!!