消費増税に合わせて、住宅ローン減税の拡充があり、通常10年の減税期間が13年まで延長されるというものがあり、2020年12月末完成まで適用されるというものでした。
しかし、コロナの影響で工事の遅延や着工できない方々のために、2021年末完成まで延長されることとなりました。
しかし、完成を間に合わせればいいというものではなく、あくまで、延期になった方々のためということで、2020年9月末までに請負契約を締結すれば2021年末完成でもOKということになりました。
それが、残念なことに住宅会社の営業ツールに使われ、あたかも9月末までに契約すれば2021年末完成に間に合えば住宅ローン減税延長ですというような話で契約を急かすようなことをしているそうです。
もともと2021年以降完成で考えていた方もこの制度を適用できるわけですが、本来の目的とは違うため、あくまで施主と建築会社のモラルにかかっているらしいのです。
ただ、実際に2020年にぼやっと建てたいと思っていた方も、コロナでなんか怪しーから様子見よう。
みたいな方はいっぱいいると思います。
なので、ここはとってもグレーなゾーンになります。
しかし、例えば9月に請負契約をして、翌年の2021年の夏にプランが決まり、見積もりやプランの日付が2021年8月ごろだった場合に、この一年何をしていたの?ということにはなるかもしれません。
そして、万が一お客様が税務署から指摘を受け、資料を提出した場合、嘘はつけないので、最悪減税の恩恵を受けられなくなる場合があるようです。
あくまで、この減税の措置はお客様の家づくりのものであって、建築会社が営業成績を上げるために作られたものではありません。
あと2週間ほどにはなりますが、その辺も踏まえて、家づくりを考えられた方が良いと思います。
基本的には内覧会等に行けなかった方々や家づくりがストップした方々が大半なのでこんな不純な気持ちでローン減税を考える方はいないと思いますが、それをネタに営業をかけるのはとってもおかしいことなのでぜひお気を付けください!!
というのが業界新聞に載ってました!!
当然必要な情報でお客様には有益な情報となりますので説明はするべきですが、リスクも理解してという内容でした!!
みなさま今一度チェックするべきかと思います。