津幡町ののどかな田園風景に寄り添う、猫と暮らす家
四季折々の田園風景と山並みを望むロケーションに建つ、家族と猫がともに暮らす住まい。
LDKに隣接する畳スペースからは、大きな窓越しに広がる豊かな景色が日々の暮らしに彩りを添えます。
床材にはウォールナットを採用し、落ち着いたトーンで室内をシックにまとめつつ、
吹き抜けが単調にならないよう、キッチンと畳スペースの天井にはレッドシダーをあしらい、
空間に立体感と温かみを演出しました。
吹き抜け上部には、猫が自由に行き来できるキャットウォークを設置。
人も猫も、家のどこにいても気配を感じ合えるよう配慮されたプランです。
キッチンは作業性を重視したハイバックカウンターを採用し、背面には造作収納を設け、
空間全体に一体感と機能美をもたせました。
2階には夫婦の寝室と子ども部屋、ファミリークロークを最小限で効率的に配置し、
将来の家族構成の変化にも対応できるよう、離れ(増築)を視野に入れた設計としています。
猫とのびやかに暮らし、変化にも柔軟に応える。
この家は、自然と調和しながら、日常に遊び心と余白を残す住まいとなりました。