WORKS
建築作品

津幡町の閑静な住宅街に建つ、タテにつながる家。
延床30坪に、遊びと暮らしの豊かさを詰め込んだ住まいです。

この家の最大の特徴は、「スキップフロア」「ボルダリングウォール」「ロフト」「格子床」、
さらに「コアプラン(中央集約型の水回り)」といった多彩な要素を
縦方向に重ねてつなぎ合わせた立体的な構成にあります。

それぞれの空間は、完全に区切られることなく、
視線や気配がゆるやかにつながり、住まい全体がひとつの大きな居場所として機能します。

外観は、ウエスタンレッドシダーとホワイトガルバリウムの組み合わせ。
無垢材の持つ温かみを活かしながら、洗練されたコントラストが際立つデザインです。

住まいの中心には、光や風が抜ける格子床のある吹き抜けを設け、
上下階のつながりを保ちながらも、家全体を明るく風通しの良い空間に仕上げました。

ロフトやスキップフロアは、子どもたちの秘密基地のような楽しさがあり、
ボルダリングウォールは、親子で遊び・挑戦できるアクティブな仕掛け。

「遊び」「趣味」「日常」が共存する、
子どもも大人も思い切り楽しめる、立体的で自由な住まいとなりました。

タテにつながる家
DATA
所在地
津幡町能瀬
構造
木造・2階建て
延床面積
99.77㎡ 30坪
オーク
竣工
2020年
PICKUP POINT
POINT 01
コアプラン
浴室を家の中心に置くことで、空間の外周部分が拡がり、空気のまわり方をプランニングした。ユニットバスは暗くならないよう全面ガラス張りとした。
POINT 02
高台
高台に位置する敷地は町並みや木々の借景を望める。 キッチンも45°角度を変えることで、リビングも外も眺められる設計とした。
POINT 03
タテにつながる
吹き抜けを一列に並べることで、タテに空気を回している。 吹き抜けの延長上にはサンルーム、ファミリークロークが繋がり、湿気を滞らせないよう配慮した。
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