現在進行中の藤江くべるの家でどうしようか迷った点があります。
新築住宅でもたまにあるのですが、手洗いの数や位置の問題です。
今回のくべるの家は1階にLDK+小上がり+トイレ
2階に水回りとクローゼットと居室を配置しています。
そーなると、洗面をどこにもってくるかという問題が発生します。
最近の注文住宅ではトイレの外に独立の洗面を設け、
サンルーム・脱衣に洗面を配置しないことが多いです。
ただ、今回の間取りはトイレを出るとすぐにキッチンのシンクがあります。
そこに洗面を配置すると、実際に使う人はキッチンで
洗えるからいらなくない??
となってしまわないだろうかという問題が出ました。
ただ、人によってトイレの手洗いの考え方は違うので、
トイレ後の手をキッチンで洗うのは嫌じゃないだろうか?
我が家では家の中心にキッチンがあり、洗面は2階にあるため、
子供たちが帰宅したり、なにかあるとみんなキッチンで手を洗います。
それを良いと考えるか良くないと考えるか。
使い勝手的にはシンクが広いのと、ちゃんと洗えているかの確認と
掃除の観点からキッチンを使ってもらうことでメリットだらけですが、
キッチンは食材を扱うところという観点からは良くないのかもしれません。
いろいろと、検討した結果、
トイレ内に手洗いを設けて、使う使わないは別として設置はしようということで
決定しました。そもそも、規格型でもネオレストのタンクレスが標準なので
こんな手洗い問題が出たのですが、
手洗い付きの便器だとつけなかったのかもしれません。
洗面を増やすこと自体はそんなに大きな問題ではありませんが、
実際に使う方からすると掃除の問題や、メンテナンスの問題が出ますので、
できれば少ないほうが良いと考えています。
あったらいいなとなんとなくつけるのではなく、
本当にいるのか?つけた場合のお手入れの問題なども考え、
メリットとデメリットを天秤にかけ、吟味して決定をすると、
暮らしてからの後悔を軽減できると思います。
当たり前を疑う。そこから自分たちらしい暮らしを
見つけることができればいいなと思います。