お打ち合わせの際に「土地探しってどうすればいいんですか?」とよくご相談をいただきます。
もちろん、私たちも土地探しのお手伝いをいたします。ただし、建築会社だからといって必ず良い土地をご用意できるわけではありません。
私たちは不動産業を営んでいるわけではないため、懇意にしている不動産業者さんから情報をいただくこともありますが、実際には地道で根気のいる作業を日々繰り返しています。これは特別なことではなく、誰にでも実践できる方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
不動産情報の公開タイミングには業界の仕組みが関わっています。
仲介業者は「売主」からも「買主」からも仲介手数料をいただけると利益が大きくなります。
そのため、まずは自社のホームページやお客様への直接紹介を優先し、それでも決まらなければポータルサイトに掲載する、という流れが少なくありません。
もちろん、売主の事情によっては最初から広く告知されるケースもあります。
大切なのは、「どこか一つの情報源に頼らず、複数の経路をチェックすること」です。
良い土地が見つかっても、資金計画や間取り、建築会社の目星がついていなければすぐに決断できず、他の方に先を越されてしまいます。
土地探しは「毎日のローラー作戦」が基本。誰よりも早く情報を見つけ、誰よりも早く動けるよう準備しておくことが鉄則です。
そして、自分が欲しいと思う土地は必ず誰かも狙っています。だからこそ、日々のチェックを続けることで土地に対する知識が身につき、良し悪しを瞬時に見極められるようになります。
地道な作業ではありますが、その積み重ねが最終的に「ここだ!」という土地に出会う近道になります。ぜひ試してみてください。