昨年に引き続き、今年もGX志向型補助金が継続されました。
ただ、制度の整理に伴って補助額や要件が少し変わり、昨年とまったく同じ感覚では考えにくい状況になっています。
とはいえ、住宅取得においてとても大きな補助になることは間違いありません。
できれば確実に活用したい制度です。
一方で、昨年の申請スピードや現在の確認申請の混雑状況を考えると、補助金のタイミングにはこれまで以上に注意が必要だと感じています。
制度の詳細がまだすべて出揃っていないことに加え、いろいろな情報が混在しているため、
「いつまでに何をすれば間に合うのか」が分かりにくいのが正直なところです。
現時点では、これから計画をスタートする場合、今年分に間に合うかどうかは慎重に見ていく必要がありそうです。
理想としては、すでにプランがまとまっている、あるいは確認申請の準備を進めている方が一つの目安になるのではないでしょうか。
また、予算を分散する形で募集が段階的に進む可能性も考えられますが、現時点で公式に明確な発表はありません。
お客様にとって不安な状況が続いていると思いますが、実は建築会社側も同じように先を読みづらい中でご相談を進めています。
今回の補助金は、誰もが公平に使えるというより、タイミングに大きく左右される制度になりつつあります。
そのため、補助金だけに固執しすぎず、住まいづくり全体のバランスを見ながら判断していくことも大切だと感じています。
さらに、昨年の建築基準法改正によって確認申請業務が長期化し、そのタイミングとGX志向型補助金が重なったことで、計画スケジュールの調整はこれまで以上に難しくなっています。
審査機関の負担も大きく、申請件数が増える中で審査に着手するまで一定期間を要するケースも出てきています。
先日お話を伺った審査担当の方からも、
「申請は落ち着くどころか新規が積み重なり、書類確認までに時間がかかる状況が続いている」
という声がありました。
この先どう動くのかはまだ不透明ですが、制度の情報を丁寧に整理しながら、現実的なスケジュールで一つずつ進めていくことが大切だと感じています。