WORKS
建築作品

川沿いに佇む、平屋のように暮らせる家
川沿いに建つこの住宅は、平屋のように一階で暮らしが完結する設計。2階には子供部屋と趣味室のみを配置し、勾配天井によってリビングと緩やかにつながる構成としました。

外観正面には、ウエスタンレッドシダーのハンドスプリット材を採用。
欧米では屋根材として使用されることも多く、板張りの中でもトップクラスの耐久性を誇ります。ノーメンテナンスで半世紀以上持つと言われるこの素材が、年月とともに風格を深めていきます。

内装は、アカシアの床とレッドシダーの天井でナチュラルな色調にまとめ、そこにブラックアイアンの手すりを組み合わせることで、空間にほどよい緊張感と引き締めを演出しました。

機能性と美しさ、そして時間と共に味わいを深める素材たちが調和する、自然と寄り添う住まいです。

平屋のような家
DATA
所在地
野々市市
構造
木造・2階建て
延床面積
105.71㎡ 32坪
床材
アカシア
竣工
2018年
PICKUP POINT
POINT 01
手張り
外壁の板張りはシングル材と呼ばれる一枚一枚がばらばらの材で、色のバランスや、張り方によって個性があらわれる材料。職人の想いも外壁に表現される。
POINT 02
奥行き
上のつながりと奥行きを融合させると空間はより深くなる。隠すけど繋がっている、そんな設計で必要な物を繋げると空間は狭くならない。 TVの後ろはウォークスルーになっているが、トイレが隠されており、空間のつながりを保ちつつプライバシーを確保した。
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