川沿いに佇む、平屋のように暮らせる家
川沿いに建つこの住宅は、平屋のように一階で暮らしが完結する設計。2階には子供部屋と趣味室のみを配置し、勾配天井によってリビングと緩やかにつながる構成としました。
外観正面には、ウエスタンレッドシダーのハンドスプリット材を採用。
欧米では屋根材として使用されることも多く、板張りの中でもトップクラスの耐久性を誇ります。ノーメンテナンスで半世紀以上持つと言われるこの素材が、年月とともに風格を深めていきます。
内装は、アカシアの床とレッドシダーの天井でナチュラルな色調にまとめ、そこにブラックアイアンの手すりを組み合わせることで、空間にほどよい緊張感と引き締めを演出しました。
機能性と美しさ、そして時間と共に味わいを深める素材たちが調和する、自然と寄り添う住まいです。