WORKS
建築作品

変形した角地に建つ、スキップフロアでつながる住まい
変形した角地に建てられたこの住宅は、敷地の斜めラインを活かしてLDKを斜めに配置することで、無駄なデッドスペースを極力なくし、敷地を最大限活用できるよう計画されました。

LDKの中心にはファミリークロークを箱型に配置。ただ広いだけの空間ではなく、視線をコントロールし、奥行きと立体感を感じられる構成としました。
この「箱」の天井を抑えてスキップフロア化し、その上部は書斎や子どもの遊び場としても活用できる柔軟なスペースに。

また、階段には視線が抜けるストリップ階段を採用し、LDKと階段空間のつながりを意識。
生活の中心は1階にすべて集約し、2階には子ども室のみを配置することで、日々の暮らしがワンフロアで完結するよう配慮されています。

吹き抜けやスキップフロアを通して、上下階の距離感がぐっと縮まり、どこにいても家族の気配を感じられる設計となっています。

箱のある家
DATA
所在地
白山市
構造
木造・2階建て
延床面積
115.97㎡
オーク
竣工
2020年
PICKUP POINT
POINT 01
ウッドロングエコ
外壁のレッドシダーはウッドロングエコで塗装することにより、経年変化がほとんどおきないようになっている。
POINT 02
スリット
要所要所でスリットを配置し、箱を立体的に見せることで、一つの空間を遮ることなく混在させた。
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