公園前に建つ、限られた予算で叶えた高性能コンパクト住宅
金沢市の公園の目の前に建つこの住宅は、建売住宅の購入を検討していたクライアントが、性能や間取りに対する不安から安藤建築事務所での設計を選ばれた一棟です。
限られた予算の中でも、建設地や住宅のサイズ、ライフスタイルに最適化されたパフォーマンスを最大限に引き出すよう計画しました。
室内は、リビングにも寝室にもなる和室を配置し、柔軟な使い方ができるよう工夫。1階に寝室、2階に子ども部屋と水回りをまとめた変則的なプランで、日常の暮らしやすさを重視しました。
天井にはホワイトファーの板張りを採用し、ナチュラルで軽やかなリズムが空間に生まれます。
延べ床面積は27坪ながら、間仕切りによって最大で4LDKにも対応可能な可変性を持ち、家族構成やライフステージの変化にも対応できる住まいとなりました。