かほく市の閑静な住宅街に建つ、カネ勾配屋根を持つ超高気密・高断熱住宅。
外観の約半分を屋根が占める、迫力と印象的なフォルムが特徴の一邸です。
この急勾配屋根(カネコウバイ)の形状を活かし、ダイニングキッチン上部とスキップフロア上部に吹き抜けを設けることで、
内部空間にもダイナミックな縦の広がりと開放感を演出しています。
空間を斜めにつなぐ、視線と動線のデザイン。
建物正面側を斜めに配置することで、ダイニングキッチン・リビング・外部空間の関係性を
緩やかにつなげ、居場所ごとに異なる視線の抜けと奥行きを生み出しています。
角度の工夫が、敷地の限られた中でも豊かな空間の流れを実現しました。
空気の流れを意識した、機能的な水回り構成。
水まわりは住宅の中心に集約したコアプランとし、
家全体の空気の流れと動線に配慮。
機能性と快適性を両立した、効率的でストレスのない家事環境となっています。
45度の構成がもたらす、縦方向のダイナミズム。
内部空間には、斜め45度のラインを活かした構成を随所に採用。
視線が自然と上へと導かれ、高さと奥行きの両方を感じる立体的な間取りが広がります。
急勾配屋根が生み出す立体感と、空間のつながり。
機能と造形が融合した、唯一無二の住まいが完成しました。
UA値 0.36
C値 中間 0.1