金沢市の閑静な住宅街に建つ、延床26坪の超高気密・高断熱住宅。
無駄をそぎ落とした総二階の構成に、光と風、素材の魅力を丁寧に取り込んだコンパクトな住まいです。
1階にはLDKと洗面・トイレを配置し、裏庭に向かって開くようなレイアウトで、日常の暮らしに外とのつながりを取り入れました。
リビングの一角には縁側のようなスペースを設け、外部に開かれたやさしい空間に。
その上部には2階のはね出し構造が庇の役割を果たし、夏は直射日光をやわらげ、冬はやさしく光を取り込みます。
落ち着きと深みをもたらす、アジアンウォールナットの床材。
床には、濃色のロックファー(アジアンウォールナット)を採用。
空間全体に落ち着いた雰囲気と上質な趣を加え、コンパクトな空間に素材の重みと深みを与えています。
機能性と居心地を兼ね備えた空間構成。
リビング横にはワークスペースを設置し、構造ブレースによって視覚的にゆるやかに仕切ることで、
つながりを感じつつも集中できる環境に。
玄関正面の壁は上部を開放する設計とし、自然光が注ぐ明るく抜け感のある玄関空間を実現しました。
2階は機能に特化しつつ、ロフトで空間に奥行きを。
水回り・収納・書斎を2階にまとめ、生活機能を集約することで1階にゆとりを確保。
さらに寝室と2階ホールの間にはロフトを配置し、空間を緩やかにつなげることで、
個室でありながら閉じすぎない構成に仕上げています。
このつながりによって空気の流れも生まれ、2階はエアコン1台で温度管理が可能。
視線の抜けと温熱環境の最適化が、暮らしの快適性を高めています。
“小さく建てて、豊かに暮らす”を体現した、
機能性・素材・空間の心地よさが調和した住まいです。
UA値 0.38
C値 中間 0.1(0.075)