野々市市の閑静な住宅街に建つ、延床35坪の超高気密・高断熱住宅。
和と洋が美しく調和する、あたたかみのある住まいです。
この家の核となるのは、性能と意匠の融合。
和室はあえて真壁構造とし、柱・鴨居・長押を後付けで設えることで、断熱・気密性能を損なわずに本格的な和の趣を実現しました。
職人の手仕事が際立つディテールが、空間に深みと品格を添えています。
素材が重なり、空間に奥行きを。
床材には、重厚な栗とやわらかな北海道産マカバをミックス使用。
和の要素をベースにしながら、キッチンにはレッドシダーの天井材を採用し、
空間全体をやわらかく引き締めることで、和に寄りすぎず、現代的なバランスを保った設計となっています。
外観も“調和”をテーマに。
外壁には、ガルバリウム鋼板・米杉板張り・塗り壁の3素材を組み合わせ、
無機と有機、和とモダンが共存する独自の表情をつくり出しています。
素材の切り替えは視覚的なアクセントとして機能し、街並みに馴染みながらも個性を感じさせる佇まいです。
光がめぐる、つながりのある暮らし。
リビング上部の吹き抜けから差し込む自然光は、リビングだけでなく、
隣接する和室やキッチンにまでやわらかく届き、空間全体に光のグラデーションを生み出します。
家のどこにいても、自然の光と素材のぬくもりに包まれるような心地よい一体感があります。
伝統と現代、意匠と性能。
そのすべてを高い次元で調和させた、品格ある住まいです。
UA値 0.37
C値 中間 0.1(0.070)